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広陵の中井哲之監督と中井惇一部長が交代 後任監督には副部長でOBの松本健吾氏に


広陵・中井哲之監督(24年8月12日撮影)

過去の暴力事案を巡り、開催中の第107回全国高校野球選手権の出場を途中辞退した広陵(広島)が21日、中井哲之監督(63)と中井惇一部長(30)の交代を発表した。後任の監督には現副部長でOBの松本健吾氏(34)が決まった。今月23日から始まる秋季広島大会への出場をかけた地区予選大会には出場を予定し、新たな体制でスタートを切る。

騒動の発端となったのは今年1月に寮で部員間で暴力を伴う不適切な行動が発生したことで、事態を把握した同校は「上級生4人が1年生1人を個別にたたく、胸ぐらをつかむなどした」といった内容を日本高野連に伝えた。同連盟は審議委員会を開き、野球部には「厳重注意」処分、当該部員には「1カ月間の公式戦出場禁止」を下した。一方で被害生徒は3月末で転校した。

今大会前に被害を受けた部員の保護者とみられるSNSの投稿が拡散し、同校生徒への誹謗(ひぼう)中傷が増していた。野球部寮に「爆破予告」まで届く事態などを受け、同校は1回戦勝利後に出場を辞退した。運営体制に問題がなかったかどうか調査を行う間は、中井監督が指導から外れるとしていたが、秋季広島大会を控え監督交代に追いこまれた。

同校はHP上で「本校及び本校の生徒に関するご指摘について」と題した声明を発表し、根拠や正当な理由を欠いた学校関係者に対しての名誉毀損(きそん)などについて「法的措置を含めて対処」すると表明した。そして「硬式野球部に関し、これまでの調査により認定し公表しております部員間の暴力を伴う不適切な行為につきましては、改めて調査を予定」しているとし、「硬式野球部の指導体制の抜本的な見直しを図るべく検討をしております。現在、第三者委員会などで調査していただいている事案につきましては、全面的に協力してまいります」などとした。

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