カンタス航空は、オーストラリア国際航空サービス委員会に対し、東京/羽田〜シドニー線の増便と東京/羽田〜メルボルン線の開設を申請した。
オーストラリア国際航空サービス委員会が明らかにした申請内容によると、東京/羽田〜メルボルン線をエアバスA330型機、東京/羽田〜シドニー線をエアバスA330型機かボーイング787-9型機で、いずれも2020年3月29日からそれぞれ1日1便の就航を計画している。
カンタス航空はすでに、東京/羽田〜シドニー線を1日1便運航しており、同路線は増便する。この他に、東京/成田〜ブリスベン・メルボルン線も1日1便を運航している。東京/成田〜メルボルン線の運航は移管する。
2019年度には、オーストラリアを訪れる日本人は8.2%増加し、日本を訪れるオーストラリア人も11.2%増加した。日本とオーストラリア間はレジャー目的の利用が多く、約71%を占める。残りは11%が親族訪問、6%がビジネス目的だった。
国土交通省は9月2日、2020年夏スケジュールより増加する羽田空港の国際線昼間発着枠の割り当てを発表した。日本〜オーストラリア間に割り当てられたのは4便で、日本とオーストラリアの航空会社が2便ずつ運航ができる。日本では、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)が1便ずつ割り当てられた。日本へ乗り入れているオーストラリアの航空会社は、カンタス航空とグループのジェットスター航空の2社で、カンタス航空に割り当てが決まる可能性が高い。
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