スクートの坪川成樹日本・韓国支社長は、アメリカやカナダの西海岸から就航の誘致を受けていることを明らかにした。
スクートは、シンガポール〜ホノルル線を大阪/関西経由で今年12月から就航すると発表している。大阪/関西線は高雄経由シンガポール線、バンコク/ドンムアン経由シンガポール線も就航しており、大阪/関西〜シンガポール・ホノルル線の2路線が増えることで、4路線となる。坪川氏は、関西国際空港がバーチャルハブになりつつあるとした上で、「他にも就航したいと都市がある。成田や新千歳など、ネットワークやスケールを広げることに集中したい。」と話した。
また、ノルウェー・エアシャトルやエールフランス航空傘下のJOONなど、ヨーロッパの格安航空会社(LCC)によるアジア線の路線展開で、空白地帯であるアジアと北米間への路線展開を積極化するかとの質問には、「数多くの都市や自治体から誘致を受けており、アメリカとカナダ西海岸の空港も含まれる。」(坪川氏)とした。
保有するボーイング787-8型機とボーイング787-9型機では、シンガポールとの直行便の運航はできず、具体化すれば経由地を検討せざるを得ないとした。日本のほか、台湾、香港、中国北部、韓国を経由することが想定されるという。
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