乗用車生産をやめてしまったいすゞ自動車だが117クーペ時代からイタリア人のデザイナー、ジウジアーロと関係が深かったことで知られる。
その傑作のひとつがいすゞを代表する流麗なクーペモデル・ピアッツァだった。
エンジンは1.9ℓDOHCと2.0ℓSOHCで、84年に2.0ℓSOHCターボを追加。ミッションは5速MTと4速ATで、ATが売れ線だったのも特徴。85年には西ドイツのイルムシャーが足回りをチューニングしたイルムシャーを、88年にはイギリスのロータスが同様のモデル、ハンドリングバイロータスを、それぞれ追加。その仕様が今回紹介するこちらの車輌で、現在でもオリジナルを極力残し生き抜いている。
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