9月17日、ビー・エム・ダブリューはBMW3シリーズ・ツーリングのラインナップに新エントリーグレードとなる「318iツーリング」を追加設定し、同日発売した。税込車両価格は「318iツーリング」が523万円、「318iツーリングMスポーツ」が584万円。
156ps/250Nmを発揮する2.0ℓ直列4気筒ターボを搭載。WLTCモード燃費は13.3km/ℓ
318iツーリングには、156ps/250Nmを発揮する2.0ℓ直列4気筒ターボエンジンを搭載。WLTCモード燃費は13.3km/ℓと発表された。
この318iツーリングには、高性能3眼カメラ、高性能プロセッサーおよびレーダーによって、精度と正確性の高い最先端の運転支援システムを装備。これにより、日本国内においてBMWが最初に認可を取得した「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が利用可能だ。
「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムで、絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、車速60km/hまで、ステアリングから手を離しての走行が可能となる。
さらに、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニングの標準装備により、審査委員会の審査を経て「セーフティー・サポートカー(サポカー)」として、補助金対象モデルと認定されている。
標準装備となるパーキング・アシスタントには、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となる「リバース・アシスト機能」が採用されている。この機能を活用することで、例えば、日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。