10月2日、日産自動車は今年3月に発売された新型「デイズ」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」を受賞したことを発表した。
軽自動車という制約の大きいカテゴリーでありながら、フロントグリルやサイドウィンドーに特徴的なアクセントをつけ、個性を与えることに成功
「グッドデザイン賞」は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動。これまで60年以上にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は4万5000件以上にのぼる。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、優れたデザインを示すシンボルとして広く親しまれている。
新型「デイズ」は、軽ハイトワゴンセグメントにおいて最大の室内空間を確保しつつ、ダイナミックで立体的なクラスを超えた威風を感じさせるエクステリアデザインに加え、心地いい広々とした室内空間に高い質感とスマートで使いやすい多彩な収納を兼ね備えたインテリアデザインを実現。
「ニッサン インテリジェント モビリティ」を具現化した先進技術を満載している点も特徴だ。なかでも、渋滞や長時間の巡航走行など、高速道路における運転のストレスを軽減し、より快適なドライブをお楽しみいただける「プロパイロット」や、先進事故自動通報システムの「SOSコール」など、軽自動車で初めて採用した先進技術に対して、多くのユーザーから好評を獲得。今年3月の発売以来、半年間で5万台以上を販売した実績が、確かな支持を裏付けている。
同賞の受賞に際し、「軽自動車という制約の大きいカテゴリーでありながら、フロントグリルやサイドウィンドーに特徴的なアクセントをつけ、個性を与えることに成功している。ボディカラーはルーフを塗り分けた2トーンを含め多彩であり、インテリアカラーを含めて華美でないところも好ましい。このクラスとしては高次元の運転支援・予防安全技術を取り入れることで、車格を超えた安心感をもたらしている」と審査委員から高く評価された。