12月15日の第1戦サウジアラビアより始まる電気自動車のフォーミュラカーレース「フォーミュラE」第5シーズンに、日産はe.damsと手を組み、日本の自動車メーカーとして初めて参戦する。その最終的なドライバー体制が11月30日、東京・銀座の「日産クロッシング」で発表された。
PHOTO&REPORT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu)
そして、フォーミュラEのドライバー体制を発表した。
創設シーズンからe-damsのマシンを駆り、2015年と2016年のシリーズチャンピオンを筆頭に、歴代最多勝、最多ポールポジション、最多ファステストラップ、最多連勝、シーズン最多勝、最多連続ポイント獲得など、ほぼすべての記録を保持しているエースドライバー、セバスチャン・ブエミ選手。
そのブエミ選手のパートナーには、来シーズンのF1にトロロッソ・ホンダより参戦することとなったアレックス・アルボン選手に代わり、ウィリアムズF1チームの育成ドライバーであるオリバー・ローランド選手がつくことになった。
また、スーパーGT GT500クラスにKONDO RACINGより参戦する高星明誠(たかぼしみつのり)選手がリザーブドライバー兼テストドライバーに、元日産GTアカデミーの勝者であるヤン・マーデンボロー選手が公式シミュレータードライバーに就任することも、併せて発表されている。