10月25日から開幕した第45回東京モーターショー2017(会場:東京ビックサイト)では、クルマだけでは部品メーカーによる出展も見どころの一つ。純正&アフター用ホイールメーカーとしてお馴染みのRAYSブースで、まるで美しい最新作ホイールを発見!
まだ「部品館」が存在していた晴海時代、幕張時代の東京モーターショーで、長年レギュラー展示を続けていたレイズ。ホイールメーカーとしてお馴染みの同社が、第44回から出展を再開。今回も新作アイテムを持ち込み、注目を集めていた。
今回展示されたホイールは計14本。なかでも最注目は、プロトタイプの1本、ボルクレーシングG25 REFABモデル。
「REFAB」とは、RAYS ENGINEERING AND BRIGHTENING TECHNOLOGYの頭文字をとった造語。覗き込んだ人の顔がはっきりと映り込むほど磨き込んだ、鏡面仕上げの薄く示唆が特徴です。複雑な造形のホイールをこれだけムラなく磨くというのも、さすがトップメーカーの技術力といえるだろう。
ブースではほかにもWECに参戦するトヨタTS050が履く「WEC LMP1」といったモータースポーツ系のホイールから、トヨタや日産などのメーカー純正装着ホイールまで、ジャンルレスに展示されている。レイズの代名詞である鍛造製法の製品はもちろん、鋳造製法のホイール、マグネシウムホイールなど、製造方法や素材による質感の違いをじっくりと見比べながら、同社の技術の高さを感じることができる、今回のショーは最良の機会となっている。