
<日本生命セ・パ交流戦:オリックス7-3巨人>◇13日◇京セラドーム大阪
オリックスの先発陣に新星が現れた。日体大からドラフト2位入団した寺西成騎投手(22)がプロ2度目の登板で、パ・リーグ新人最速の初勝利を挙げた。「日本生命セ・パ交流戦」の巨人戦(京セラドーム大阪)で5回を4安打1失点。石川県出身で、巨人やヤンキースで活躍した松井秀喜氏(51)は浜小、根上中、星稜高の大先輩にあたる。幼少期から見ていた巨人相手に粘投し、プロでの大きな1歩を踏み出した。
▼オリックスが巨人を相手に昨年6月7日から4連勝。連勝中の勝利投手は7日は東だったが、8日斎藤、9日佐藤と2人連続でプロ初勝利。今年も寺西が初勝利で続いて連勝を伸ばした。なお、今季新人の勝利は阪神伊原、広島岡本に次ぎ3人目で、パ・リーグでは第1号となった。