知って得する知っ得! 014
灯火類と車検のお話 リアフォグランプ編
知っているようでいて、実はきちんと理解していないかもしれない、そんなカーカスタム&ドレスアップにまつわる話をさらっと、時に深堀りして紹介する「知っ得コーナー」。
今回は灯火類と車検のお話 リアフォグランプ編です。
リアフォグランプって?
リアフォグランプ(後部霧灯)は、濃霧や激しい雨などで視界が悪くなった場合に、後方への視認性を向上させるためのランプだ。
欧州車などで採用されているケースが多い。純正採用されている場合はテールランプ内に機能として組み込まれているケースも多い。
もちろん後付けでも可能なものだ。
規定は?
リアフォグランプにも色や取り付け位置についての規定が存在している。
色は赤色で個数は2個以下。明るさはテールランプよりも明るく点灯すること(固定光度300カンデラ以下、可変光度840カンデラ以下)。
照明部の大きさは140c㎡以下。装着位置はブレーキランプから10cm以上離れていて、下縁が地上から25cm以上、
上縁が100cm以下の位置。
後付の場合は点灯のタイミングにも注意
リアフォグランプの点灯タイミングはヘッドライトまたはフロントフォグが点灯している時のみに点灯。また、ヘッドライトまたはフロント
フォグが点灯している時にリアフォグのみ消灯できる構造である(独立のスイッチがある)こととなっている。
後付でアフターパーツを利用してリアフォグランプを取り付ける際は取り付け位置やサイズ、明るさはもちろんだが、この点灯タイミング
もクリアしないといけないので注意が必要だ。