なにわの春の恒例行事、大阪モーターサイクルショー。二輪車のイベントなので、CL読者の皆さまはあまり興味をお持ちではないかも知れません。しかしまぁ、そこは同じ内燃機で地面を走る乗り物同士、もしかしたらなにか面白いものもあるかも知れません。ということでちょっとその様子をレポートします。
大阪モーターサイクルショー
まず目に飛び込んできたのがこのトライアンフです。イギリスの伝統を今に伝えるトライアンフですが、このビビッドさ。いや、これ個人的にはアリというか、かなりど真ん中なんですが、皆さんどうでしょう?
ステージではトークショーが開かれていました。土曜日の午後に行ったのですが、用意された座席は満席で盛況でした。二輪業界は不振と言われて久しいですが、結構好きな人は居るんだなぁという印象です。
次に目を惹かれたのがこれです。ボディ全面にスワロフスキー、まるでギャルの携帯、あるいは魚類のように妖しく輝く2台。むかしバブルの頃に「漆塗りのハーレーFLH」というのを見たことがありますが、あれより振り切ってますねぇ、これは…。
アップで見るとさらに妖しく光っています。めくるめいてますねぇ。
カスタムはいろいろな流派があると思いますが、これは白バイ方向に一直線に走っているカスタムビルダーさん。四輪の世界でも覆面パト好きの人は居ますけど、これはさらに乗るのに勇気がいりそうです。悪目立ちして白バイに捕まりまくりそうです。でも、オーナーは切符を切られながらも本物が間近に見られてちょっとテンション上がったりしてそうです。
今年はこういう展示がいくつかありました。この状態で跨がってもOKで、ウイリー気分を楽しみながら「ばえる写真」が撮れるという趣向ですね。しかし目の前でこの展示を見てると、ガチでこれをやってしまうパフォーマーの人ってすごいなぁ、と思います。
精度の高いシャフトに特化したメーカーさんの展示。めっちゃ硬派なパーツですけど、なんとなくオーディオマニアに通じる空気も感じます。