夏の花・ひまわりは漢字で「向日葵」と書きますが、「日回り」とも表記されることをご存じですか? 名前のとおり、太陽の位置に合わせて、花の向きを変えて咲くのはとっても不思議ですよね! 実はこの動き、花が関係しているのではなく、茎部分にある成長ホルモンの「オーキシン」が関係がしています。成長ホルモンのオーキシンは、茎に光があたると茎の反対側へ移動するため、常に日陰の部分が生長することに。つまり「日陰部分の茎の生長 = 茎が太陽のほうに曲がる」という作用によって、私たちには花が動いているように見えているのです。そこで今回は「一面咲き誇るひまわり畑に行こう!〈レジャー特集 香川・福岡・宮崎編〉」をご紹介します!
ひまわりの里まんのう/香川県仲多度郡
ひまわりの里づくり事業に取り組んでいる(香川県仲多度郡)まんのう町の「ひまわりの里まんのう」は、約22ヘクタールの敷地に植えられた、約100万本のひまわりが観賞できます。特に「帆山ひまわり団地」の休耕田(約5ヘクタール)に咲く約25万本のひまわり畑は圧巻のひとこと! また、ひまわり畑の隣を電車が走っていて、のどかな雰囲気の車中から見る視界いっぱいに広がる黄色い花畑は、まさに絵はがきのよう。そんな貴重な体験を逃さないためにも、お出かけの際はJR塩入駅からぜひ乗車してみては! すでに7月上旬から様々なイベントが開催されていますので、事前に公式HPでご確認のうえ、お出かけくださいね。
ひまわりの里まんのう
■所在地/香川県仲多度郡まんのう町帆山地区 (帆山公民館)
■アクセス/【電車】JR「塩入」駅より徒歩5分、他
■期間・時間/7月上旬~ 9:00~15:00
■料金/入場無料
※詳しくはひまわりの里まんのうオフィシャルサイトをご確認ください
仏生山ファーム ひまわり畑/香川県高松市
江戸時代の商家や町家が立ち並ぶ歴史ある仏生山の、旧仏生山農業試験場跡地・南エリア(約1ヘクタール)に、約5万5000本のひまわりが咲き誇る「仏生山ファーム ひまわり畑」。
毎年7月下旬には「仏生山ひまわり祭」が開催されますが、近年は出店や音楽イベントやひまわり畑の中でのプロの写真家による撮影、ひまわり切り花の販売などが開催されています。訪れた際は咲き乱れるひまわり畑をバックにしたプロの撮影はぜひとも体験してみたいところですが、シャッターチャンスを逃さないためにも、お出かけの際はカメラを忘れずに!
仏生山ファーム ひまわり畑
■所在地/香川県高松市仏生山町甲884-2
■アクセス/【電車】 高松琴平電鉄琴平線「仏生山」駅より 徒歩6分、他
■期間・時間/7月下旬 9:00~16:00
■料金/入場無料
柳川ひまわり園/福岡県柳川市
有明海に面する約5ヘクタールに約50万本のひまわりが栽培されている「柳川ひまわり園」。ここでは、スカイブルーの海と、黄色いひまわりとのコントラストが楽しめます。
元気いっぱいの日中のひまわりも素晴らしいのですが、期間中の夜にライトアップされる「柳川ひまわり祭り」では、幻想的なひまわりを観ることができるとあって、毎年、県外からも多くの人が訪れる人気ぶりです。近年のイベント内容は、ラムネの早飲みやヒマワリの種飛ばしなどのとてもユニークなものが多く、どれも見逃せません。もちろん、地元の野菜や特産品も販売されていますので、こちらもチェックしてね!
柳川ひまわり園
■所在地/福岡県柳川市橋本町
■アクセス/【電車】西鉄大牟田線「柳川」駅より車15分、他
■期間・時間/7月下旬 ※ライトアップは日没~21:00
※詳しくは柳川市オフィシャルサイトをご確認ください
高鍋町 染ヶ岡ひまわり畑/宮崎県児湯郡
キャベツの産地で有名な(宮崎県児湯郡)高鍋町ですが、約80ヘクタールの「高鍋町染ヶ岡ひまわり畑」では、なんと約1100万本のひまわりが咲き誇ります。約80ヘクタールといえば、東京ドーム約17個分の規模! その広大さから「日本一の規模を誇るひまわり畑」と呼ばれているんですって! その証に、宮崎県の夏を代表するイベントのひとつにもなっています。
「高鍋町染ヶ岡ひまわり畑」では、毎年8月中旬に「きゃべつ畑のひまわり祭り」が開催されています。花見台からのひまわり観賞、ひまわり迷路、特産物の販売などが近年のイベント内容ですが、今年はどんなイベントが開催されるのか楽しみですね。ひまわりは摘み取って持ち帰ることもできますので、ハサミ、新聞紙、ビニール袋を持参して行きましょう♪
高鍋町 染ヶ岡ひまわり畑
■所在地/宮崎県児湯郡高鍋町染ヶ丘
■アクセス/【電車】JR「高鍋」駅から車5分
■期間・時間/8月上旬~中旬 10:00~18:00
※詳しくは高鍋町観光協会オフィシャルサイトをご確認ください