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大雨特別警報が大雨警報に切り替わっても油断厳禁 経験のない大雨のあとも警戒心を


今日11日午後3時30分現在、熊本県には大雨特別警報が発表中。雨の小康状態が続けば、大雨警報に切り替える見通し。ただ、これまでに経験のない大雨となっています。雨が弱まってから災害が発生するケースもあるため、油断せずに安全確保を続けてください。なお、活発な雨雲は九州北部や日本海側へ移っています。

●熊本県ではまだ災害発生リスクが高い 厳重警戒を

昨日10日から今日11日にかけて、停滞する前線や通過する低気圧の影響で、九州では線状降水帯の発生が相次ぎ、記録的短時間大雨情報が熊本県では合計15回も発表されるなど、各地で記録的な大雨となりました。
今日11日午後1時までの48時間降水量は、福岡県宗像市で562.0ミリ(統計開始1位)、熊本市で407.5ミリ(8月として1位)と、過去に例がないような大雨となりました。

午後3時30分現在、熊本県には大雨特別警報が発表中。雨の小康状態が続けば、大雨警報に切り替える見通しです、
ただ、熊本県ではこれまでに経験のない大雨となっています。雨が弱まってから災害が発生するケースもあるため、油断せずに安全確保を続けてください。

●活発な雨雲は北上傾向 日本海側も大雨に厳重警戒

これまでの度重なる雨で、九州以外でも雨量が増えている所があります。
今日11日午後3時現在、土砂災害警戒情報が、九州から山陰地方、北陸地方に発表されていて、少しの雨でも土砂災害に厳重な警戒が必要な地域もあります。

活発な雨雲は午前中に比べてやや北上し、九州北部から東海、北陸地方へと移ってきています。午後午後3時現在、再び、福岡県や長崎県では1時間30.0ミリ前後の激しい雨が降りだしています。岐阜県大垣市でも29.5ミリを観測しました。

●明日12日にかけての24時間降水量

上の図は、明日12日正午にかけての24時間降水量です。
九州から東北まで広い範囲に雨雲がかかり、特に、日本海沿岸部で大雨が降る見込みです。
なお、長崎県では今日11日夜遅くから12日朝にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

また、これから低気圧が通過する北陸では活発な雨雲がかかりやすいでしょう。
すでに、48時間降水量が、石川県輪島市の三井で210.0ミリ(午前4時まで)を観測するなど、能登半島を中心にすでに記録的な大雨となっている中で、さらに大雨となるため厳重な警戒が必要です。

〇雨の予想
北日本から西日本では、雷を伴い非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
11日12時から12日12時までに予想される24時間降水量(多い所)

九州北部地方、東海地方 200ミリ
四国地方、近畿地方、関東甲信地方 150ミリ
中国地方、北陸地方 120ミリ
東北地方 80ミリ
九州南部 60ミリ

その後、12日12時から13日12時までに予想される24時間降水量(多い所)
北陸地方 100ミリ
東北地方 80ミリ

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、以下のとおりです。
長崎県 今日11日夜遅く~明日12日朝にかけて

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