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福岡県で再び線状降水帯発生 12日にかけて災害級大雨 土砂災害など危険度高まる


福岡県では、再び「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じような場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。すでに記録的な大雨となっていて、いつ災害につながってもおかしくない状況です。12日にかけて災害級の大雨に厳重な警戒を。

●福岡県に再び「線状降水帯」発生中 すでに記録的な大雨

昨日9日夜は、福岡県で「線状降水帯」が発生し、福岡県や長崎県で猛烈な雨を観測しました。
すでに記録的な大雨となっている所もある中、今日10日午後0時17分、気象庁は顕著な大雨に関する全般気象情報を発表。福岡県では、再び「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じような場所で降り続き、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
午後1時までの24時間降水量は、福岡県の小呂島で322.0ミリ(8月1位を更新 午後0時40分まで)、長崎県壱岐市の石田で308.0ミリ(観測史上1位を更新 午後0時20分まで)など、すでに記録的な大雨となっている所もあります。いつ大雨の災害につながってもおかしくない状況です。

●降り続く大雨で災害危険度高まる

上の図は、土砂災害の危険度色別に表しています。
福岡県や山口県では紫色の表示で、土砂災害の危険度の高いエリアが広がってきています。紫色のエリア内にいる場合は、今すぐ安全な所に避難をするようにしてください。

午後1時現在、土砂災害警戒情報が、佐賀県、福岡県、山口県、島根県、石川県に発表中です。
このあとも前線が停滞し、前線上を次々と通る低気圧の影響で、日本海側の沿岸部を中心に活発な雨雲が断続的にかかるでしょう。九州北部を中心にいつ災害が発生してもおかしくないような状況で、ほかの地域も雨が強まったり長引いたりすると、災害につながる恐れが高まります。

3連休ですが、明日11日にかけて広い範囲で雨が続くため、危険な場所には近づかず、安全な場所で無理のない行動計画を立ててください。

●12日にかけて災害級の大雨続く 24時間降水量

〇雨の予想
北日本から西日本では、雷を伴い激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
10日12時から11日12時までに予想される24時間降水量(多い所)
東北地方 100ミリ
関東甲信地方 200ミリ
北陸地方 100ミリ
東海地方 200ミリ
近畿地方 180ミリ
中国地方 120ミリ
四国地方 300ミリ
九州北部地方 250ミリ
九州南部 200ミリ

その後、11日12時から12日12時までに予想される24時間降水量(多い所)
関東甲信地方 200ミリ
北陸地方 100ミリ
東海地方 150ミリ
近畿地方 150ミリ
中国地方 80ミリ
四国地方 200ミリ
九州北部地方 120ミリ
九州南部 80ミリ

その後、12日12時から13日12時までに予想される24時間降水量(多い所)
北陸地方 80ミリ

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。情報を確認して、山やがけ、海や川など危険な場所には近づかず、安全な場所でお過ごしください。

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