
今日10日、山口県・福岡県では、線状降水帯による非常に激しい雨(猛烈な雨)が続いています。引き続き、土砂災害、河川の氾濫に厳重に警戒してください。
●山口県・福岡県 「線状降水帯」発生中
今日10日13時37分、福岡県に加えて、山口県でも「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。停滞する前線や低気圧の影響で、山口県と福岡県では線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
九州北部では、明日11日朝にかけても活発な雨雲がかかり、どこで線状降水帯が発生してもおかしくありません。12日にかけて雨の降る量がさらに増えるでしょう。土砂災害や河川の氾濫などに厳重に警戒してください。
●線状降水帯発生時にとるべき行動とは
線状降水帯が発生している場合は、すでに土砂災害や洪水による災害発生の危険度が、急激に高まっている状態です。
自治体からの避難に関する情報を確認のうえ、早めの安全確保を心がけましょう。すでに避難することが危険な場合、家の中の、崖や川から離れたできるだけ高い所で身を守るようにしてください。(ただし、土石流が想定される箇所においては、危険な区域の外へ退避する、もしくは堅牢な建物の高層階に避難することが基本です。)