
3連休にかけても大雨に警戒が必要です。九州は活発な雨雲がかかり続け、警報級の大雨となる恐れがあります。10日(日)から11日(月・山の日)は前線が北上し、北陸など日本海側で再び大雨となるでしょう。
●今日7日 午前中は石川県で線状降水帯が発生 午後は九州で猛烈な雨
今日7日(木)は低気圧が北日本に近づき、前線が本州付近を南下しています。明け方には石川県加賀で線状降水帯が発生しました。金沢市では13時10分までの12時間雨量が331.5ミリと、8月の平年の1か月の降水量の2倍を超える記録的な大雨となりました。北陸や東北はこれまでの大雨の影響で、地盤が緩んでいる所や増水している河川があり、土砂災害や洪水災害の危険度が高くなっている所があります。危険な斜面や増水した河川には近づかないでください。
また、昼過ぎには九州に活発な雨雲がかかり、熊本県甲佐町で午後2時45分までの1時間に87.5ミリと猛烈な雨が降りました。今夜も九州南部にはライン状の活発な雨雲がかかり、大雨となるでしょう。
●九州では大雨続く 10日~11日は日本海側で警報級の大雨の恐れ
8日(金)も九州では雨や雷雨で局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。北陸から北海道も雨が降り、雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。
9日(土)は雨はやむ所が多いですが、九州には雨雲がかかり続けるでしょう。
10日(日)から11日(月・山の日)にかけては前線が本州付近を北上し、日本海側に延びる予想です。九州北部から北陸にかけて再び活発な雨雲がかかり、警報級の大雨となる恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。
●予想降水量
8日(金)午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
北海道地方 80ミリ
東北地方 80ミリ
近畿地方 80ミリ
九州北部地方 180ミリ
九州南部 180ミリ
その後、8日(金)午後6時から9日(土)午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で
九州北部地方 150ミリ
九州南部 120ミリ
その後、9日(土)午後6時から10日(日)午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で
九州北部地方 150ミリ
その後もさらに雨量が多くなる恐れがあります。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。