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異例 九州南部が全国トップで梅雨入り 今週末は九州~東海で警報級の大雨の恐れ


九州南部が5月16日に全国で最も早く梅雨入りしました。これは平年より14日早く、1951年の統計開始以来初めてのことです。梅雨前線が東シナ海から北上し、沖縄や奄美を抜いての梅雨入りとなりました。梅雨入り直後から大雨が予想されており、17日からは日本各地で前線が北に延び、大雨の可能性があります。特に九州から東海では警報級の雨となる恐れがあり、土砂災害や河川の増水に注意が必要です。また、梅雨季はしばらく続く見込みで、安全対策が求められます。

今日16日(金)、九州南部が早くも梅雨入りしました。九州南部が全国トップの梅雨入りとなるのは初めてのことです。九州南部では梅雨入り早々大雨となるでしょう。17日(土)は梅雨入りしていない地域でも広い範囲で雨が降り、大雨となる恐れがあります。

●九州南部が全国トップの梅雨入りとなるのは初

今日16日、九州南部が早くも梅雨入りしました。平年より14日早い梅雨入りで、九州南部が全国トップの梅雨入りとなるのは1951年の統計開始以来、初めてのことです。

梅雨前線が東シナ海から九州南部付近まで北上しており、沖縄、奄美より早い梅雨入りとなりました。

●前線が本州付近に延びる 大気の状態が非常に不安定に

今日16日は梅雨前線が東シナ海から九州に延びるでしょう。17日(土)は九州から本州付近に北上し、前線上の低気圧が東へ進みそうです。18日(日)にかけては前線が西日本から東日本付近に停滞するでしょう。また、別の前線を伴った低気圧が北海道付近を進む予想です。梅雨前線やこの低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる所があるでしょう。積乱雲が発達し、大雨や落雷、竜巻などの激しい突風が発生する恐れがあります。

19日(月)以降は梅雨前線が西日本の南岸沿いに停滞する見込みです。

●雨エリアが拡大 九州~東海で警報級の大雨の恐れ

今日16日(金)は九州は雨や雷雨で、局地的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降りそうです。四国や中国、近畿は夜になると雨が降りだすでしょう。

17日(土)は雨エリアが拡大し、東海や関東、東北、北海道でも次第に雨や雷雨になる見込みです。九州から東海では1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る所があり、警報級の大雨となる恐れがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意・警戒が必要です。

18日(日)も九州から北海道で雨が降ったりやんだりするでしょう。九州南部には活発な雨雲がかかり、さらに雨量が増えそうです。

19日(月)以降も九州から北海道にかけてすっきりしない天気が続き、梅雨入りした九州南部は雨が降りやすいでしょう。

九州南部は早くも雨の季節が到来しました。また、この土日は梅雨入りしていない地域でも大雨の恐れがあり、大雨への備えが必要です。

●大雨の際とるべき対応は

実際に大雨になったら、適切な対応ができるよう、事前に確認しておくことが大切です。安全を確保するために以下の点に注意してください。

① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。

② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。

③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。

④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。

⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。

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