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今年の梅雨はどうなる? 九州南部が全国トップで梅雨入り 大雨・高温多湿への備えを


気象庁は16日、九州南部が全国で最も早く梅雨入りしたと発表。平年より14日、昨年より23日早い。梅雨前線の北上が原因で、他地域も順次梅雨入り予測。九州南部は大雨の恐れがあり警戒が必要。6月前半は西・東日本で降水量が多く、高温多湿が予想されるため、早めの備えが推奨される。

今日16日、気象庁は九州南部が梅雨入りしたとみられると発表しました。九州南部が全国トップの梅雨入りとなるのは史上初めてのことです。異例の梅雨入りとなりましたが、今年の梅雨の傾向はどうなるのでしょうか。他の地域の梅雨入りと梅雨期間の天候の見通しについて解説します。

●異例 九州南部が全国トップの梅雨入り

今日16日、気象庁は九州南部が梅雨入りしたとみられると発表しました。平年より14日早く、昨年より23日早い梅雨入りで、九州南部が全国トップの梅雨入りとなるのは1951年の統計開始以来、初めてのことです。

今年は太平洋高気圧の張り出しが強く、梅雨前線が九州付近まで早くも北上しています。日本上空の偏西風が平年より北よりを流れている影響で、季節の進行が早まっている可能性があります。

●梅雨入りどうなる?

その他の地域の梅雨入りはどうなるでしょうか?

来週前半は次第に梅雨前線が奄美付近に南下して、奄美が梅雨入りする見通しです。その後は梅雨前線が沖縄付近に一時的に南下し、沖縄もようやく梅雨入りとなるかもしれません。

九州北部から東北にかけては今週末は雨が降り、来週も雲の多いすっきりしない天気の日が多くなりますが、梅雨になるほど長くは天気が崩れず、梅雨入りはもう少し先になる見込みです。

●梅雨入り早々大雨の恐れ 梅雨入り前の所も油断せず

梅雨入りした九州南部では18日(日)にかけて警報級の大雨となる恐れがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意・警戒が必要です。

梅雨入り前の九州北部から東北でも17日(土)は雨脚が強まる所があるでしょう。梅雨入り前でも大雨災害に注意が必要です。

●今年の梅雨はどうなる?

最新の1か月予報によりますと、6月前半にかけては西日本や東日本では前線の影響を受けやすく、降水量は平年より多い予想です。早めに大雨への備えをすると良いでしょう。全国的に平均気温は平年より高く、高温多湿と不快な暑さになりそうです。

その後も7月前半にかけては西日本や東日本では梅雨空の日が多く、全国的に気温は平年より高いでしょう。体にこたえる蒸し暑さの日が多くなりそうです。気温に加えて、湿度が高いと熱中症リスクが高まりますので、例年より早い時期から熱中症対策が必要です。高温多湿となると、食べ物が腐りやすく、食中毒が起きやすくなりますので、食品の管理にもご注意下さい。

●大雨の備え

大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

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