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【阪神】打線復活の兆しか…久しぶりに安打連なる トンネル脱出の大山悠輔「勝てる一打を」


阪神タイガースは、甲子園での首位攻防3連戦の初戦で広島に痛い敗北を喫しました。試合は7回の攻撃で阪神が同点に追いつき盛り上がりを見せました。木浪の中前適時打と前川の一打で2点を獲得し、試合は2-2となりました。しかし、9回で守護神・岩崎優がまさかの2失点で敗北が決定。阪神はこの敗北により、首位から陥落となりましたが、打線には回復の兆しが見えるとのこと。大山は試合後に「チームが勝つ一打を打てるよう努力します」と応じ、今後の反撃に意欲を見せました。次戦での首位奪回を目指します。

阪神対広島  7回裏阪神1死二、三塁、木浪の中前適時打で生還し、ナインとタッチを交わす大山(撮影・藤尾明華)

<阪神2-4広島>◇16日◇甲子園

阪神が広島との首位攻防3連戦の初戦に競り負け、首位から陥落した。

7回に同点に追いついたが、9回に守護神の岩崎優投手(33)がまさかの2失点で今季2敗目を喫した。それでも低調だった打線は底入れ気配。17日に反撃し、首位を再び奪回する。

   ◇   ◇   ◇

この熱気がほしかった。0-2の7回。猛虎打線にやっと火がついた。苦しめられてきた広島森下から先頭の佐藤輝が左前打。「よかったと思います」。さらに不振の大山も左前にライナーの快打を浴びせた。5番打者に22打席ぶりの安打が飛び出すと、甲子園の雰囲気は最高潮になった。

6番前川も続く。鋭く一、二塁間を破ってまず1点。まだまだ本調子には遠い21歳は「みんながつないでくれたので、感謝したいです。ちゃんと脳内を整理していけました。日々頑張るだけかなと思います」と冷静に話した。阪神はこれが11日の中日戦(甲子園)の初回以来、35イニングぶりの適時打だった。

まだ終わらない。坂本の犠打をはさんで、木浪も中前にガツン。前の試合で20試合ぶりにスタメン復帰した男が、意地の同点打。4月12日以来の打点で「復活」を印象づけた。2-2として森下をこの回で降板させた。勝ち越し、サヨナラの機運が高まったが、最後はため息で終わった。

大山は「チームが勝つような一打を打てるように、頑張ります」と口元を引き締めた。投手の踏ん張りが続く中、得点力の回復が待たれる。7回に見せた攻撃が、兆しとなるか。【柏原誠】

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