
タイガースから自由契約となっていた前田健太投手(37)が、カブスとマイナー契約を結んだことが15日、分かった。代理人関係者によると、複数球団が獲得に名乗りを上げていたという。マイナーリーグで登板を重ね、状態を上げて準備が整えばメジャーへ合流する見込み。メジャーに昇格すると、今永昇太、鈴木誠也と同僚になる。
メジャー10年目(実働9年目)の前田にとってカ軍は、大リーグでドジャース、ツインズ、タ軍に次いで4球団目となる。インスタグラムに「カブスとマイナー契約を結ばせて頂きました。メジャーに上がれるように必死に頑張っていきます」とつづった。今季はすべて救援で7試合に登板し、0勝0敗、防御率7・88だった。メジャー通算では68勝56敗、防御率4・20。日米通算では165勝で、目標の200勝まで残り35勝としている。