
気象庁は今日17日、この先の1か月予報を発表しました。気温は北・東・西日本で平年より高く、特に北・東日本では期間のはじめはかなり高くなる所がある見込みです。また、ゴールデンウィークの頃は、平年よりも晴れる日が多いでしょう。屋外のレジャーは熱中症に注意が必要です。
●ゴールデンウィークは晴れの日多い
気象庁は今日17日、この先の1か月予報(4月19日~5月18日)を発表しました。
5月中旬にかけての1か月は、一年の中でも空気がカラッとしていて過ごしやすいシーズンです。天気は短い周期で変わるものの、東日本や西日本は比較的晴れる日が多く、この時期ならではのすがすがしい空気を満喫できる日が多いでしょう。特に4月26日から5月2日は帯状の高気圧に覆われやすいため、ゴールデンウィークは全国的に晴れの日が多くなりそうです。
ただ、1か月平均の海面気圧を見ると、中国東北区付近で低気圧が予測されており、北日本では低気圧や湿った空気の影響を受けやすい時期があるでしょう。北日本の日照時間は平年並みか平年よりも少ない見込みです。
●高温傾向 春の熱中症に注意
この先の気温は、1か月を通してみると、暖かい空気が流れ込みやすい北日本と東日本、西日本では平年より高いでしょう。沖縄・奄美は平年並みとなりそうです。
また、週別に見ると、北日本と東日本は、いずれの期間も平年より高くなる傾向で、特に期間の初めはかなり高くなる所がある見込みです。西日本では4月25日にかけて平年より高く、5月3日から16日にかけて平年並みか平年より高くなるでしょう。沖縄・奄美では4月26日から5月2日にかけて平年並みか平年より低い見込みです。
この先は最高気温25℃以上の夏日が急増し、30℃以上の真夏日になる日も出てきます。暖かいを通り越して急に暑くなる日が増えるでしょう。間もなくゴールデンウィークに突入しますが、屋外でのイベントや活動は、熱中症にかからないように暑さに十分に備えてください。
【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方