昨年に比べて遅れていた桜(ソメイヨシノ)の開花ですが、きょう23日(土)、ようやく高知から開花の便りが届きました。九州から東海では、すでにソメイヨシノが咲き始めているスポットが複数あります。来週はいよいよ開花ラッシュが予想され、来週末の30日(土)と31日(日)にはお花見を楽しめる所が多くなりそうです。
●今年の桜前線 高知からようやくスタート
きょう23日(土)、全国にある気象台のトップを切って高知で桜(ソメイヨシノ)が開花しました。昨年より遅れていた桜前線がようやくスタートです。九州から東海では、すでにソメイヨシノが咲き始めているお花見スポットがあります。
一番上の画像は、全国約1000地点のお花見スポットの開花状況です。薄いピンクは「つぼみ」、それより濃いピンクは「咲き始め」~「7分咲き」を示しています。
今日23日(土)現在、主に早咲きの桜が咲いている所が多いですが、福岡県の日向神ダムや勝盛公園、広島県の亀居公園、和歌山県の和歌の浦、滋賀県のにごり池自然公園、静岡県の秋葉ダムなど、九州から近畿、東海ではソメイヨシノが咲き始めた所が日に日に増えてきています。
●桜の開花を促す雨に 来週末はお花見日和
この先、九州から関東にかけては雨の降りやすい日が続くでしょう。桜の開花を促す雨となりそうです。雨でも気温は高い日が多く、晴れれば20℃前後まで上がる所が多いでしょう。
桜のつぼみが一気に膨らんで、あちらこちらから開花の便りが届きそうです。暖かさが続くため、桜はどんどん咲き進むでしょう。
開花から10日くらいは花がしっかりと付いているため、雨が降ってもすぐに散ってしまうことはほとんどありません。一般的に、桜は咲き始めてから1週間程度で満開を迎えます。
来週末は晴れてポカポカ陽気となるため、お花見を楽しめる所が多いでしょう。