【甲子園】山梨学院４番横山悠「個の能力よりつながり」小技絡め先発全員17安打14得点で初８強

山梨学院対岡山学芸館　5回表山梨学院1死一、三塁、横山はスクイズを決める（撮影・上田博志）

＜全国高校野球選手権：山梨学院14－0岡山学芸館＞◇16日◇3回戦

“投打二刀流”の本領を発揮した。山梨学院の菰田陽生投手（2年）が投げては最速152キロに迫る直球を投げ、6回途中1安打無失点と好投。打っては高校通算25本塁打の打力を生かし3安打3打点と大暴れした。チームは先発全員安打の17安打14得点で、夏の甲子園では初の8強入り。史上7校目の夏連覇を狙う京都国際との準々決勝に進んだ。

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山梨学院が先発全員安打の17安打14得点。3安打2打点の4番横山悠捕手（3年）は「打撃練習から大きく振らないとか、実戦を想定した意識がつながっている」と好調の理由を口にした。5回1死一、三塁から相手の意表を突くスクイズで三塁への適時内野安打も決めた。「個人の能力より、チームの徹底力。打線のつながりで全員が同じ気持ちでやっている」と、小技も絡めたつなぎの打線で圧倒した。