【甲子園】山梨学院が夏初の８強 菰田陽生がまるで大谷 投げて150キロ、打って適時三塁打

山梨学院対岡山学芸館　5回表山梨学院2死二塁、菰田は中越え適時三塁打を放ちガッツポーズを見せる（撮影・加藤哉）

＜全国高校野球選手権：山梨学院14－0岡山学芸館＞◇16日◇3回戦

山梨学院が岡山学芸館に14－0で大勝。夏の甲子園では初めての8強入りを果たした。

194センチ、100キロの2年生右腕、菰田陽生が投打二刀流で勝利に貢献した。投げては最速150キロの直球で押し5回2／3を1安打無失点3奪三振。打っては第1打席で左前安打を放つと第2打席は犠飛。そして5回の第3打席では左中間を破る適時三塁打。さらに8回の第5打席では左翼へ痛烈な適時打。4打数3安打3打点とまるで大谷翔平のように躍動した。

打線は先発全員の17安打を放って14得点。安打、得点ともに今大会最多。菰田の後を受けた檜垣瑠輝斗（2年）、山口桔平（3年）も無失点に抑え2安打完封した。

岡山学芸館は大敗。昨夏に続く3回戦敗退で初の8強入りは果たせなかった。