
<エンゼルス7-6ドジャース>◇12日(日本時間13日)◇エンゼルスタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が9回に4戦連発の43号ソロを放つも、延長でサヨナラ負けを喫した。
5-5の9回先頭で迎えた第5打席。1ボールから守護神ジャンセン高めの92.4マイル(約148.7キロ)カットボールを捉え、右翼ポール際にたたき込んだ。打球速度114.8マイル(約184.8キロ)、飛距離404フィート(約123メートル)、角度は29度だった。4戦連発は今季2度目。自身最長は7月19~23日に記録した5試合連続。今季打率2割8分4厘、リーグトップの43本塁打、79打点、17盗塁、OPS1.020とした。
一方、5-5の6回無死一、二塁の第4打席ではまさかのトリプルプレーに倒れた。カウント2-2から左腕バークの外角直球をセンター方向に打ち返したが、遊撃手ネトがダイレクトで捕球。ネトはすぐさま二塁ベースを踏んで一塁へ送球し、二走ロハスと一走ラッシングが戻りきれず三重殺となった。
MLBのサラ・ラングス記者は、大谷にまつわるデータを紹介。同一試合でトリプルプレーと9回以降に勝ち越し、または逆転本塁打を放ったのは、リーグ拡張の61年以降では62年ウィリー・デービス(ドジャース)、00年ヘンリー・ロドリゲス(カブス)に続いて3人目。だが、3人の中で試合に勝利したのはウィリー・デービスのみだという。