【甲子園】滞在２週間近く…大トリ49番目の初戦は難しい ２年連続４強神村学園５回まで無安打

創成館対神村学園　神村学園先発の早瀬（撮影・小島史椰）

＜全国高校野球選手権：神村学園－創成館＞◇13日◇2回戦◇甲子園

神村学園（鹿児島）が49代表の大トリで登場した。

1日にあった甲子園練習から12日後の試合。初戦がスロースタートになるのは承知の上。その通り、相手先発の奥田晴也（3年）に無安打に封じられ、前半5回を終えた。

小田大介監督（42）は試合前に「49番目の難しさは今回すごく感じさせてもらった。実戦からも空いているし、甲子園に来て開会式して、よっしゃと気持ちがたかぶった状態で、まだか、まだかと。もどかしくて、それがストレスになって、緩みになり、というのをすごく感じた。気持ちの持っていき方がとても大事」と、ここまでの2週間近い滞在を振り返った。

昨夏の49番目だった花巻東（岩手）も初戦で完封負けを喫している。

神村学園は昨年まで2年連続の4強入り。今大会も充実の戦力を擁して、初の頂点を狙っている。