
<エンゼルス7-6ドジャース>◇12日(日本時間13日)◇エンゼルスタジアム
エンゼルスが、延長10回の末にドジャースに7-6でサヨナラ勝ちした。これで今季ドジャース戦は5戦5勝とした。
守護神ジャンセンが5-5の9回に大谷翔平投手(31)に4試合連続となる勝ち越しの43号ソロを許したが、その裏に2番シャヌエルが1死満塁で同点犠飛を放って延長戦に突入。10回表は元ドジャースの右腕ブログドンが0点に抑え、直後に無死一、三塁で6番アデルが地面にたたきつける強い打球を放ち、ボールは前進守備を越えるサヨナラ打となった。
勝利の立役者となったアデルは、試合後のインタビューで「良い跳ね方をしてくれた。エキサイティングだよ」とサヨナラ打を振り返り、勝利には「大きいよ。自分も含めてみんな気持ちが入っていた。粘って戦い続け、終盤で大きなヒットが何本あった。それがこの結果につながった」と話した。6回に遊撃手ネトが大谷をトリプルプレーに仕留めた場面には「これまで見た中で最高のプレーの1つ。ザック・ネトはなんでもできる。素晴らしいよ」とたたえた。
9回に同点犠飛を放ったシャヌエルは「なんとか打球を上げようと考えていた。ボールが甘く入ってきて、それをすることができた」とコメント。トリプルプレーには「すごかったよ。ネトの大きなプレーだった。僕はただボールをキャッチして、タッチするだけだったからね」と話した。