
<エンゼルス7-6ドジャース>◇12日(日本時間13日)◇エンゼルスタジアム
エンゼルスのザック・ネト内野手(24)が、トリプルプレーを完成させ、試合の流れを変えた。
5-5の6回無死一、二塁。ドジャース大谷翔平投手(31)のライナー性の当たりを捕球し、ほぼ同時に二塁ベースを踏んだ。素早い動きで一塁手へ送球し、一塁走者ラッシングもタッチアウト。あっという間の三重殺でピンチを脱した。
転倒したラッシングを大谷は心配そうに見つめながら、一塁側フィールドでしばらくぼうぜんとしていた。一方で、ネトは試合後、人生初のトリプルプレーを経験したことを明かし、「彼(ショウヘイ)をいら立たせたと思うけど、まぁ大丈夫だろう(笑い)。明日は、先発マウンドに上がる彼と対戦しないといけない。もう少し、この時間を楽しんで、明日の準備をしないといけない」と、13日(同14日)に投打の二刀流でプレーする大谷との対戦に気を引き締めた。
エンゼルスは昨年から続いてドジャース戦で6連勝。03年シーズンから翌年04年の6月以来、20年ぶりの連勝記録となった。