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【ACLE】横浜、ロナウドにゴール奪われアルナスルに完敗 渡辺反撃弾も痛恨レッドで8強敗退


横浜F・マリノスはAFCチャンピオンズリーグ準々決勝で、スター選手を擁するアルナスル(サウジアラビア)に1-4で敗れました。試合は前半に3失点し、後半にもう1点を追加される展開となりました。横浜は後半に反撃を試み、渡辺皓太が1点を返しましたが、さらに得点は奪えず、途中で渡辺が退場するなど厳しい状況が続きました。横浜の守備的戦術が機能せず、今季の目標であるアジアでの初優勝は遠のきました。途中で監督交代もありましたが、予選突破には至りませんでした。

中盤で競り合う横浜MFジャン・クルード(ロイター)

<AFCチャンピオンズリーグ:横浜1-4アルナスル>◇26日(日本時間27日)◇準々決勝◇サウジアラビア・ジッダ

横浜F・マリノスが、クリスティアノ・ロナウド、マネらスター選手をそろえるアルナスル(サウジアラビア)の前にあえなく散った。前半だけで3失点し、1-4と完敗した。昨季は決勝でアルアイン(UAE)に敗れて準優勝。今季は悲願の初優勝を狙ったが、力の差は大きかった。

押し込まれながらも前半20分までは耐えた。しかしミスから一気に崩れた。

前半27分にマネの鋭いクロスボールを受け、ゴール前のDFデンがクリアを試みたがボールは逆方向のゴールへ飛んだ。右ポストに当たってこぼれたところをコロンビア代表FWデュランに押し込まれた。

前半34分にはカウンターを浴び、クロアチア代表MFブロゾビッチのクサビパスをロナウドが落とし、受けたポルトガル代表MFオタビオが素早く左前方のマネへスルーパス。左ニアサイドを抜く鋭いシュートを突き刺された。0-2。

続けて前半38分、オタビオのパスからロナウドがワンタッチし、拾ったブロゾビッチにシュートを打たれた。DFに当たってディフレクトした難しいボールをGK朴一圭がセーブしたが、こぼれたところをロナウドに右足で押し込まれた。前半だけで3失点した。

横浜は後半開始からFWアンデルソン・ロペス、FW井上健太、MF渡辺皓太を投入して反撃に出た。

だが後半4分、先に追加点を奪われた。相手シュートを朴がセーブしたが、こぼれ球をデュランに左足で押し込まれて0-4となった。

一方的な展開となりそうな中、横浜が意地を見せた。敵陣ゴールに押し込み、井上、FW遠野大弥、Aロペスと素早くパス交換し、落としたボールを渡辺が右足で鮮やかにゴール左隅に蹴り込んだ。狙い通りに交代出場した3人が絡み1点を返した。

さらに後半11分、右サイドから井上がゴール前へ絶妙なクロスボールを送る。Aロペスがフリーで走り込み絶好の決定機となったが、スライディングタックルで飛び込んできた相手選手のプレッシャーもありシュートはゴール上へ噴かせてしまった。

注目のロナウドは、競り合った際に足を痛めたもようで後半21分にベンチに下がった。横浜も同22分にMF喜田拓也、FWエウベルを起用し、さらに攻撃的な布陣で前へ仕掛けた。

後半25分にはCKを起点にAロペスがシュート。GKベントにセーブされたが、こぼれ球をDF諏訪間幸成が押し込み、ゴールネットを揺らした。2点差かと思われたが、その前のプレーで松原の位置がオフサイド。ノーゴールとなった。

そして後半28分、渡辺が相手のカウンターを阻止しようとして後方からのタックルで倒した。これが後半13分に続く2枚目のイエローカードとなり、レッドカードが提示されて退場。3点差を追う展開の中、10人の数的不利となった。

その後もアルナスルの鋭いシュートを浴び続けたが、朴がビッグセーブを連発して追加点を与えなかった。

後半は対等に渡り合っていただけに前半のミスに始まる失点が悔やまれる。今季はホーランド監督を迎えてアジアの頂点を目指したが、守備的な戦術が裏目に出てJリーグで低迷した。電撃解任してキスノーボ・ヘッドコーチの暫定指揮で立て直そうとしたが、あまりに時間がなさ過ぎた。

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