
<阪神6-2巨人>◇26日◇甲子園
この日1000試合出場を達成した大山悠輔内野手(30)の決勝打で、阪神が今季最長の連勝を6に伸ばした。貯金も最多の6となり、2位広島も敗れたため、ゲーム差は1・5に。今季の巨人戦連勝も5に伸ばし、2リーグ制後では初の開幕から5戦5勝となった。
2-2のまま迎えた8回1死一、二塁から、大山が田中瑛のシュートをはじき返し、左翼線へ決勝の適時二塁打。ホームインした森下も、三塁ベース上の佐藤輝も手をたたき大喜びした。
試合後、大山について聞かれた藤川球児監督(44)は「自分の心の中と頭の中に大山という素晴らしい選手のイメージはあるんですけど、まだ始まったばかりなので、ここ(胸)に秘めておこうかなと思いますね」と笑顔。続けて「ここまででも素晴らしいキャリアで、タイガースによく残ってくれて、という意味では、スタンドを埋め尽くすタイガースファンの方も十分に分かっていると思うし、今後もタイガースに欠かせない存在ですね」とたたえた。