
<阪神2-5広島>◇18日◇甲子園
2位阪神が序盤の大量失点で、首位広島に敗戦を喫した。初回、2死から森下、佐藤輝の連続安打に大山が四球でつなぎ、チャンスメーク。2死満塁とし、6番前川右京外野手(21)が三遊間を破る先制2点左前適時打を放った。
先手を取った阪神だったが、直後の2回の守りだった。この試合までは今季3戦3勝だった先発村上頌樹投手(26)が崩れた。連打で無死一、二塁を招くと、7番菊池から左中間をライナーで破る2点適時二塁打で試合を振り出しに戻された。その後も1番二俣に14球粘られながらの四球を与えるなど、打線をつながれて一挙5失点。一気に3点リードを奪われた。
その後はリリーフ陣が無失点でつないだが、点差は縮まらず。序盤で試合を決められた。
連勝は「2」でストップし、貯金1に減少。1位広島とのゲーム差は1・5に拡大した。2位の座は死守しながらも、3位巨人とのゲーム差は無くなった。首位攻防戦第2ラウンドとなる19日広島戦(甲子園)では、デュプランティエが先発予定。リベンジの1勝を狙う。