
<明治安田J1:東京V1-0C大阪>◇25日◇第12節◇味スタ
東京ヴェルディのブラジル出身の守護神、GKマテウス(32)がビッグセーブを連発した。
後半7分には、C大阪FW北野颯太が左足で放ったゴール右隅を突いたグラウンダーのシュートに鋭く反応し、指先で外へ軌道を変えるビッグセーブ。アディショナルタイムにもMF阪田澪哉のシュートがDFの足で角度が変わるディフレクションで向かってきたボールを足で止めた。
マテウスは「ヴェルディは自分の人生の中の1つ。結果が生活に影響を及ぼすくらい、勝利だったり敗戦に心を揺らされるんですけど、今日の勝利は本当にみんなが全力でトレーニングをして準備した結果だと思います。それでも勝てない試合ってあるんですけど、今日はしっかり勝てて良かった」と喜びを口にした。
引き続き連戦が続くとあって、今後への課題も忘れなかった。
「ディフェンスのところだったり、プレッシング、相手にスペースを与えないところは良くなっている。後はシュートゴール数のところでいうと、やっぱりまだ点が取れていないのが現状。そこのところをよくしていかないといけない。戦術的な部分も含め、あとはアタッキングゾーンでのクオリティーだったり、シュートのところはもっと気を付けて丁寧にやらないといけない」
今季5度目の無失点試合。頼りになる男が乗ってきた。