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【東京V】城福監督、J1初得点の新井悠太に「彼は攻撃的な選手ですが守備なんです」


東京ヴェルディのMF新井悠太が、C大阪戦でJ1初ゴールを決めチームを1-0の勝利に導いた。この試合で新井は、右サイドからのクロスに走り込みハーフボレーで得点。その後も俊足を生かし、攻守にわたって活躍した。特に小柄ながらもディフェンス面での貢献が光り、相手の攻撃を未然に防ぐプレーを見せた。試合後、新井は「ゴールと勝利を得ることができて最高です」と喜びを語った。指揮官の城福監督も新井の守備力を高く評価し、彼のさらなる成長に期待を寄せた。プロとしては1年目の新井は、自身の成長を確信し、今後もゴールを目標にトレーニングに励む意欲を示した。

東京V対C大阪 前半、右からのセンタリングに合わせダイレクトシュートで先制ゴールを奪った東京V新井は絶叫する(撮影・清水貴仁)

<明治安田J1:東京V1-0C大阪>◇25日◇第12節◇味スタ

東京ヴェルディMF新井悠太(22)がJ1初ゴールを決めた。C大阪を1-0と下し、3月15日の名古屋戦以来、6試合ぶりの白星となった。

前半33分、右サイドからMF翁長がMF福田とのパス交換から抜けだしゴール奥へクロスボールを送る。左から新井がゴール前へ走り込み、ボールがピッチに落ちたところへ右足をかぶせるハーフボレーでたたき込んだ。

新井は得点だけでなかった。俊足を生かしたディフェンス対応で、背後を突いてくる縦パスに食らい付いた。166センチと小柄ながらデュエルの強さを見せつけ、危ない場面を未然に防ぐプレーも光った。まさに攻守に渡り獅子奮迅の活躍を見せた。

殊勲の新井は「J1の舞台でシュートを決めることができて、その上に勝利に導くことができたので本当にうれしい。最高です」。

トレーニングでは、クロスボールに逆サイドのウイングバックが飛び込んでいくプレーを繰り返していた。狙い通りの決勝点となったが「(ボールが)流れてくるかなという予想はできていましたけど、本当に流れてくるかっていうのが自分の中で曖昧な部分がありました。相手が触るんじゃないかというのもあったので。ただ、その前から何回も何回もクロスに対して入り込むことはできていたので、そういったところを継続的にできたのが得点に結びついた」と振り返った。

その新井について城福監督は会見で、得点以上にディフェンス面をたたえた。

「彼は攻撃的な選手ですけど、ウイングバックとしてレギュラーで出ているということは守備なんです。彼は何度も裏を取られかけながらも追いついていくというカバーもしましたし、1対1のところでも粘り強くやりました。前へのプレッシャーと最終ラインに戻るところも今学んでいる最中です。それをやるからこそピッチに立ち続けられていますし、ピッチに立てれば彼のドリブルとシュート力と運動量というのは、もう間違いなくJ1で通用すると思っている」

そんな指揮官の言葉を知ってか、新井は今後への意欲をこう口にした。

「この試合がきっかけと言えるように、自分もこれから積極的に練習からやっていきたいと思いますし、ゴールを優先順位とし、またいろんなオプションを持ちながら自分の幅を広げていきたい」

東洋大時代から特別指定選手で加わってきたが、プロとしては1年目。自身の未来へ大きな可能性を感じられるゴールとなった。

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