
<ヤクルト4-6巨人>◇19日◇神宮
巨人が終盤の逆転勝ちで2連勝を飾った。
0-3で迎えた6回2死一塁、4番岡本和真内野手(28)が左翼へ6号2ラン。本塁打ランキングトップとなる一発で流れを変えると、続く7回に一気に攻勢に出た。2死から代打の中山礼都内野手(23)、泉口友汰内野手(25)の連打で2死一、二塁とすると、2番若林楽人外野手(27)の放った打球は左翼へ。背走したサンタナのグラブに一度は収まったかに見えたが、ボールがこぼれた。ヤクルトのリクエストによるリプレー検証でも完全捕球は認められず、2点適時二塁打となって逆転に成功した。
投げては先発石川達也投手(27)が粘りの投球で4回5安打2失点。「先発の役目を果たせず悔しいです」としたが、0-2の4回にはスクイズを巧みなフィールディングで本塁タッチアウトにして追加点を許さなかった。