
ガンバ大阪FW山下諒也(27)が、2戦連続ゴールでチームに今季2度目の連勝をもたらす。
18日は大阪・吹田市内の練習場で非公開練習。20日の横浜FC戦(ニッパツ)に向けて調整した山下は「とにかく勝ち点3が必要な試合。連勝を取りにいくことだけに集中したい」と意気込みを語った。
リーグ戦での直近2つの勝利は、自らゴールを決めて手にしている。3月8日の清水エスパルス戦では左足で芸術弾、4月12日の名古屋グランパス戦ではゴール前に入り込んで確実に決めて白星に貢献。次戦に向けても「いいイメージがあるし、チャンスに絡めている回数も多いので、次の試合にも自信を持って入れる」と好調ぶりをアピールした。
スピードという明確な武器を持つアタッカーは、相手からファウル覚悟のタックルを受ける場面も増えているが、意に介さない。「それは仕方ないこと。結果で黙らせたい」。良い状態で戦えている背番号17は、マッチアップする相手を上回ることに自信を見せる。
横浜FCは22年から2シーズン所属した古巣。ニッパツでのプレーを前に「観客と近くてスイッチが入りやすい、燃えやすいスタジアム。あのゴールネットを揺らしたい」と力強く宣言。名古屋戦で両チーム最多16本のスプリントを記録したスピードスターが、次も走り続けてG大阪に勝利を呼び込む。【永田淳】