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大谷翔平が特別な背番号「42」を思う…歴史的な日にメジャー通算150盗塁達成 インスタ投稿


ドジャース大谷翔平投手は、ジャッキー・ロビンソン・デーに背番号「42」を着用しプレーし、MLBで150盗塁を達成した。ジャッキー・ロビンソン・デーは、1947年に初の黒人選手としてドジャースでデビューしたジャッキー・ロビンソンを記念する日である。しかし、近年の政治的背景から、MLB公式の記述から「差別」や「人種の壁」についての記載が削除される議論が起こっている。ドジャースのロバーツ監督は、ロビンソンの歴史的な役割を強調し、「ドジャースのユニホームを着ている者として、ジャッキー・ロビンソン・デーを祝う責任を負っている」と語った。

ドジャース対ロッキーズ 8回裏ドジャース2死ニ塁、フリーマンの適時打で二塁から疾走し本塁に向かう大谷(撮影・菅敏)

<ドジャース6-2ロッキーズ>◇15日(日本時間16日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(30)が、自身のインスタグラムで「ジャッキー・ロビンソン・デー」を思った。

この日は、メジャー初の黒人選手として1947年にドジャースでデビューしたロビンソン氏のキャリアをたたえるため、04年から同氏がデビューした4月15日に毎年開催。選手全員がロビンソン氏の背番号「42」を着用しプレーする。

大谷も背番号「42」を着用してプレー。3回に二盗に成功し、マリナーズなどで活躍し今年、米野球殿堂入りしたイチロー氏(51)に続き史上2人目のメジャー通算150盗塁を記録した。投稿では「42」とだけ残し、セレモニーの様子や、プレーの写真などをアップした。

今年、トランプ大統領の新政権になってから、米国防総省のページからロビンソン氏が米軍に所属していた説明が削除されるという出来事があり、議論が起こった。またMLBの今季のジャッキー・ロビンソン・デーの記述から、これまであった「差別」や「人種の壁」という説明が抜けているという。

これについてロバーツ監督は「私の考えでは、ジャッキーが人種の壁を破ったという事実は確かにあったということ。MLBは白人のリーグであり、彼は有色人種として初めてMLBでプレーした。なぜ説明が抜けたのか、理由は分からない」とコメント。トランプ政権下でマイノリティーを軽視するような動きが出ている中で、球団としてホワイトハウスを訪問したことを問われると「ホワイトハウス訪問に関してはいろいろな意見が出ているが、我々は異なるバックグラウンドや経歴、経済的、政治的信条を持った者の集まり。全員がまとまるということに意味があったと考えている」と話した。

ロバーツ監督は黒人の父と日本人の母を持ち、ドジャースで初の黒人監督となった。「ドジャースのユニホームを着ている者として、ジャッキー・ロビンソン・デーを祝う責任を負っている」とも話している。

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