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【阪神】今季初勝利の才木浩人「去年と立場が違う」チーム背負う25年、沖縄で見せていた自覚とは


阪神の才木浩人投手(26)が今季3試合目で初勝利を手にしました。ヤクルト戦で、彼は7回まで無失点で投球し、82球を投げて2安打無失点という好成績を収めました。初回以降無安打で5回まで進み、6回に初めて西川に安打を許した場面では、彼は少しがっかりしたものの、全体的にはペースを保ち続けました。才木はこの勝利をチームの成果として重要視し、「チームに勝ちが一番ついて欲しい」とコメントしています。昨季は最多13勝を挙げ、今季も重要な役割を果たすことが期待されています。才木は自身の立場を意識し、「見られる立場」としての自覚を育み、調整を工夫しながらチームを引っ張っています。藤川監督も才木の安定した投球を評価し、チームの勝利に貢献する様を称賛しました。

ヤクルト対阪神 ヤクルトに勝利し、阪神岩崎(左から2人目)からウイニングボールを受け取り笑顔を見せる才木(同3人目)。左端は藤川監督(撮影・前田充)

<阪神5-1ヤクルト>◇15日◇松山

三度目の正直だ。阪神才木浩人投手(26)が今季3戦目で、初の白星をつかんだ。

「強いて言うなら、もう1イニングいけたらというところですけど。3戦目にしてやっとゼロで終われたのでそこは良かった」

初回2死から四球を与えたが、5回まで無安打投球。6回2死から西川に初安打を打たれた場面は「ノーヒットノーランミスったなと思いました」と振り返ったが、ペースは乱さなかった。7回100球を投げて2安打無失点。今季初の無失点投球で、開幕から2戦遠のいた初勝利となった。

それでも喜んだのは、自身よりもチームとしての結果。「チームに勝ちが一番ついて欲しいところなので」。昨季チーム最多13勝を挙げ、ローテの中心となった今季。投手陣をけん引する立場としての自覚がにじんでいた。

2月の沖縄キャンプ中もそうだった。ブルペンにはこれまで以上に自身のボールと向き合う才木がいた。トラックマンとにらみ合う日や、投球後にじっくり映像を見つめた日もあった。昨季は侍ジャパンも経験。より「見られる立場」となり、ブルペンの振る舞いから意識的に変えていた。

「去年、一昨年とはもう立場が違う。年齢的にも中心となっていく年齢。チームを引っ張っていけるような調整を工夫しました」

「アピール」の全力投球も辞めた。イメージするのは西勇や大竹らのような身体の動きやコンディション、感触など、「自身の課題」と向き合う投球。今やチーム内で目標の選手として名を挙げられることも少なくない。「手本」となるべき存在として、自然と生まれた自覚だった。

「若い子みたいにアピールするのもすごく大事。けど僕はもう、そういう立場じゃない」。

藤川監督も初勝利について問われると「そのレベルではないと思う」とキッパリ。「(3試合とも)自分のピッチングをきれいに力強く作っていた。攻撃とかみ合って良かったですね」と評価した。チームを背負う25年。才木が節目の1勝目を挙げた。【波部俊之介】

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