【広島】ドミンゲス本拠地初登板へ「この瞬間をずっと心待ちにしていた」10代にアカデミー所属

広島ドミンゲス（2025年4月7日撮影）

広島のジョハン・ドミンゲス投手（29）が本拠地マツダスタジアムでのデビュー登板に向けて14日、同球場で最終調整を行った。オープン戦を通じても、来日初の本拠地登板となる。10代のときにカープドミニカアカデミーに所属していた経歴を持つ右腕は「とても楽しみです。ワクワクしている。この瞬間をずっと心待ちにしていました」と笑顔を見せた。

この日は、実際にマツダスタジアムのマウンドで傾斜などを確認した。「感触は良かった。傾斜が素晴らしかった。このマツダの傾斜をしっかり使って、力強い投球ができたら」。来日初登板となった前回8日中日戦は、長良川球場での登板となった。初登板ということもあり、制球を乱しながら6回1安打5四球1失点。勝ち負けは付かなかったものの、試合をつくった。「前回はちょっと気負いすぎた部分と、シーズン初戦ということで気持ちが入りすぎて苦しんだ部分があった。今回は自分自身の投球を心がけたい」。課題を胸に、この1週間調整してきた。中日打線との再戦。地元ファンの後押しを受けながら、来日初勝利を目指す。