
<ドジャース-カブス>◇11日(日本時間12日)◇ドジャースタジアム
右足首の捻挫で10日間の負傷者リスト(IL)に入っていたフレディ・フリーマン内野手(35)が自身のボブルヘッド人形デーに復帰した。13日ぶりに「4番一塁」でカブス戦に出場する。
昨年のポストシーズンで右足首を痛めながら戦い、ヤンキースとのワールドシリーズ第1戦でサヨナラ満塁弾を放ちヒーローとなったフリーマンは、昨年12月にその足首を手術。今季は3月18、19日に東京ドームで行われたカブスとの開幕シリーズに間に合わず、3月27日の本拠地開幕戦で復帰した。だが開幕早々に自宅のバスルームで転倒して再び痛め、3月31日から欠場、IL入りしていた。
フリーマンは試合前の現地メディアの囲み取材で「ケガをしてから、今が最高の状態と感じている。この数日間は走塁練習をしたが、ベースを踏むのも怖くないし、盗塁もできるような気がするよ」と話した。
この日は、昨年のワールドシリーズサヨナラ満塁弾を記念したボブルヘッド人形デーで、試合開始から球場の周りに長蛇の列ができた。フリーマンは「昼12時30分に球場に来たんだけど、すでに列ができていて、クレイジーな状態だったよ。でもクールなことだし、感謝したい」とし、息子のチャーリー君が始球式を務めることに「彼も興奮している。2年連続で完璧なストライクを投げられるかどうか気になるけれど、楽しみだよ」と話した。