
サッカー女子WEリーグのサンフレッチェ広島レジーナは8日、元なでしこジャパンのDF近賀ゆかり(40)が、今季限りで現役を引退すると発表した。ホーム最終戦となる5月4日のノジマステラ神奈川相模原戦後に引退セレモニーを行う。
近賀はなでしこジャパンで国際Aマッチ通算100試合に出場して5得点。2011年FIFA女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会では不動の右サイドバックとして全試合にフル出場し、初優勝に貢献した。2012年ロンドン・オリンピック(五輪)でも全試合にフル出場し、銀メダルを獲得した。
クラブを通じて以下のようにコメントした。
今シーズンをもってサッカー選手を引退することを決断いたしました。
このサンフレッチェ広島というクラブ、そして広島という街で現役生活を終えられることを心から幸せに思っています。
サンフレッチェ広島レジーナは、リーグ戦残り6試合。勝利のために、全力で闘い少しでも上の順位を目指していきます。まだまだ足りないところのある私たちですが、皆さんの応援の力を借りることで強さを発揮できるチームへと成長してきています。いつも支えてくださっているサンフレッチェ広島ファミリーの皆さんの声援が、私たちの大きな力になっています。そして私は、怪我から必ず復活し、サンフレッチェ広島レジーナの力になれるように全力で努力を続けます。
感謝の気持ちを直接お伝えできるようたくさんの方にご来場いただけると嬉しいです。ピッチに戻れることを信じて、最後の瞬間まで自分らしくチャレンジしていきます。
5月4日 ホーム最終戦
エディオンピースウイング広島でお待ちしています。