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【ソフトバンク】モイネロ7回1失点で25年初勝利貢献「いい形でスタートできた」狙うは沢村賞


ソフトバンクが開幕4戦目で日本ハムを5-1で下し、今季初勝利を挙げました。先発のリバン・モイネロ投手が7回を2安打1失点に抑える好投を見せ、日本ハムの勢いある打線を沈黙させました。モイネロは「コントロールが良く、全体的に良い投球ができた」と自己評価し、将来的には沢村賞を目指す意向を示しました。チームは35年ぶりの開幕3連敗で厳しい状況でしたが、敵地でのこの勝利が少し光をもたらしました。離脱者も出ている中、モイネロの活躍が大きな支えとなっています。

日本ハム対ソフトバンク 6回裏日本ハムの攻撃を無失点に抑えタッチを交わすソフトバンクのモイネロ(撮影・足立雅史)

<日本ハム1-5ソフトバンク>◇1日◇エスコンフィールド

やっと勝ったバイ! ソフトバンクが開幕4戦目で初勝利を手にした。先発リバン・モイネロ投手(29)が、開幕3連勝と勢いに乗っていた日本ハム打線を分断。7回2安打、ソロ1本の1失点に抑える快投を披露した。チームは投壊20失点で35年ぶりの開幕3連敗、近藤健介外野手(31)の離脱などの悪夢に見舞われて迎えたこの日。前年パ・リーグVチームが開幕4連敗なら55年ぶりの屈辱にまみえる窮地で、助っ人左腕が見事な救い投げを見せた。

  ◇  ◇  ◇

敵地のマウンドでモイネロが仁王立ちした。球界でもトップクラスの変化量を誇るカーブはキレッキレ。開幕カードで3連勝してきた強力日本ハム打線を沈黙させた。「いい形でスタートできたことがとてもうれしいね。1年を通していいパフォーマンスが出せるように毎日努力したいよ」。真面目な左腕エースの快投が光り、小久保ホークスは開幕4戦目でようやく25年初勝利をつかんだ。

2回無死、野村に左翼ソロを浴びたが崩れない。味方の援護にも恵まれ、ストライク先行でテンポよくアウトカウントを重ねた。モイネロ自身も「コントロールが今日は全体的に良かったですし、全球種のコンビネーションも良かった」と自画自賛。その後は二塁を踏ませない快投で7回を2安打1失点。91球とやや余力を残してリリーフ陣に勝利のバトンをつないだ。

周囲に愛される助っ人左腕は来日9年目を迎えた。昨季は先発転向1年目で最優秀防御率のタイトルを獲得。「自分を超えていく」と意気込む今季は狙っているタイトルがある。球界最高先発投手の称号、沢村賞だ。球団関係者によると昨オフに「沢村賞が取りたいんだ」と明かしていたという。中継ぎ時代を含めても332試合で防御率1点台。助っ人で通算100ホールド&2桁勝利を記録しているのは、長いNPBの歴史でモイネロしかいない。輝かしい成績を残す左腕なら沢村賞獲得も夢ではない。

チームは35年ぶりの開幕3連敗から一転、敵地で快勝。開幕3連戦でホークス投手陣は20失点しており、まさに救い投げとなった。打線の軸だった近藤が腰の手術を決断したことによる暗雲も助っ人左腕の快投が振り払った。「いつも通りの試合をする意識でやっていたよ」。月も替わり、昨季のパ・リーグ王者がまず1勝。きょう2日は先発前田純で日本ハムを連倒し、勇躍福岡戻る。【只松憲】

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