
<西武5-7日本ハム>◇30日◇ベルーナドーム
日本ハムは新庄剛志監督(53)が昨年11月30日のファンフェスで「開幕4番」に指名した野村佑希内野手(24)の大活躍で、東映時代の1962年以来63年ぶりとなる引き分けなしの“開幕ストレート3連勝”を決めた。
野村は1回2死二塁で左中間を破る先制適時二塁打。同点の3回1死一、二塁で左中間へ勝ち越しの今季1号3ラン。5回2死二塁でも左中間へ2号2ラン。5回までに得点圏に走者を置いた3打席とも結果を出して6打点と大暴れ。新庄監督に求められている「4番の仕事」を完璧にこなした。
先発したドリュー・バーヘイゲン投手(34)は5回2失点と試合をつくり、今季初勝利。6回以降は継投でリードを守りきった。
ちなみに開幕からの球団連勝記録も62年の6連勝で、その年は球団初の日本一に輝いた。就任4年目の新庄監督にとっても開幕3連勝はもちろん初めて。縁起もいい最高のスタートダッシュを切って、4月1日からはエスコンフィールドで昨季リーグ王者のソフトバンクと本拠地開幕戦に臨む。