
<西武2-3日本ハム>◇29日◇ベルーナドーム
日本ハム新庄剛志監督(53)が就任4年目で初の開幕カード2連勝を飾った。序盤にリードを奪うも、8回に同点に追いつかれて迎えた今季初の延長戦。10回2死から郡司が左翼へのエンタイトルツーベースで出塁。続く代打矢沢が投手強襲の内野安打で2死一、三塁に。さらに矢沢が二盗を決めて2死二、三塁とすると、8番上川畑の二遊間を抜ける中前適時打で勝ち越した。
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▼日本ハムが開幕2連勝。30日にも勝てば、引き分けを挟まない開幕3連勝は東映時代の62年以来、球団63年ぶりとなる。水原茂監督の62年は毒島章一、張本勲、吉田勝豊らが中軸を打ち、投手では尾崎行雄が20勝、土橋正幸が17勝を挙げ球団初の日本一になった年。開幕からは大毎、南海に各3連勝で球団最長の開幕6連勝を記録するスタートダッシュだった。