
<広島2-0阪神>◇30日◇マツダスタジアム
広島は先発森の好投もあり、今季初勝利を手にした。4回に菊池の犠飛で先制すると、5回には途中出場の田村が今季チーム初となる適時打で加点。8回無死一、三塁から登板したハーン、栗林の継投で2点のリードを守り抜いた。初勝利の裏で秋山とモンテロが負傷交代した。広島新井貴浩監督(48)の試合後の主な談話は以下の通り。
-初の開幕ローテ入りで好投した森投手について
新井監督 大したもんだなと思いますね。緊張はあったと思うんですけど、しっかり期待通りの投球だったと思います。
-降板後には森投手とベンチで話を
新井監督 やるじゃないかと。素晴らしいナイスピッチングと。
-打線は2桁安打
新井監督 昨日もヒットは出ていましたし、今日もね各自、だんだんと力みも取れていいスイング。また、いい見送り方ができているんじゃないかなと見ていました。
-チーム初タイムリーは途中出場の田村選手
新井監督 しぶといヒット2本でしたね。今度は気持ちのいいヒットを見たいですね。
-打線は相手の先発に対して逆方向への意識がみえた
新井監督 センター中心で(打ち返す)。そういうミーティングだったので、みんないい反応をしていた。
-2人の外国人選手に来日初安打も出た
新井監督 昨日は2人そろって初打点。今日は初ヒット。まだ3試合終わっただけ。どんどん打席に立って慣れていってもらいたい。
-栗林投手も手術明けで初登板。完全リリーフで初セーブ
新井監督 彼にとっては今日が開幕だったけど、マウンド上でも落ち着いていたと思います。
-途中交代した秋山とモンテロについて
新井監督 アキ(秋山)は走塁中に右の足首を痛めたということで(交代した)。モンテロはちょっと脇のあたり(左脇腹)ですかね。そこはトレーナーと話し合って経過を見たい。