
<オープン戦:オリックス3-3阪神>◇22日◇京セラドーム大阪
引き分けに終わり、阪神のオープン戦勝ち越しが最終戦まで持ち越した。阪神は自身初の開幕ローテーション入りの可能性が高まっている富田蓮投手(23)が今季オープン戦初先発。この日まで実戦7試合16イニング無失点だったが、初回2死走者なしから、3番紅林への初球140キロ直球が甘く入り、右翼ポール際に先制アーチを被弾。連続無失点がストップした。2回は3者凡退で切り抜けたが、3回には西野の犠飛、6回には頓宮にソロ本塁打を被弾。5回62球7安打3失点で降板した。8回に4番手登板した工藤泰成投手(23)が1回1安打無失点リリーフ。9試合連続無失点を継続させた。
オリックス先発は昨季まで広島に在籍した九里亜蓮投手(33)が先発。1点を追う1回2死二、三塁で大山悠輔内野手(30)が逆転の適時二塁打を放ち、すぐさま逆転した。1点を追う8回2死一、二塁で大山が同点適時中前打。5番に控えるベテランが勝負強さを発揮し続けた。