
バイエルン・ミュンヘンは30日、日本代表DF伊藤洋輝(25)が右足中足骨骨折と診断されたと発表した。
伊藤は29日のザンクトパウリ戦(3-2)で2-1の後半13分から出場したが、3-1となった同42分過ぎに右足を痛めてピッチに座り込み、プレー続行不可能となった。
コンパニー監督は試合後に「彼(伊藤)は問題を抱えていた同じ足に痛みを感じたので、我々にとってはよくない。現時点ではどの程度の症状なのかはわからない。検査を受けてからの判断になる」と説明していたが、クラブは30日に日本代表DFが右中足骨の骨折で、長期離脱すると発表した。
伊藤は昨年6月にシュツットガルトから加入。シーズン開幕前の7月に右足中足骨を骨折し、11月にも再手術を受けた。長いリハビリを経て、今年2月の欧州チャンピオンズリーグ(CL)セルティック戦で新天地デビューを果たし、日本代表にも復帰。今月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選でもバーレーン戦(20日)、サウジアラビア戦(25日)と2試合連続でフル出場した。
チームは守備陣に負傷者が相次いでいる。それでもコンパニー監督は「言い訳にはならない。進み続けないと」とシーズン終盤戦を見据えた。