
右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で離脱した中日福永裕基内野手(28)が21日、ナゴヤ球場でリハビリ組に合流した。この日はユニホーム姿で登場し、その後は治療などを行った。「歩くのは問題ない」と、室内練習場と球場の間もしっかり歩いて移動した。
今季は不動の3番・二塁と期待されている中で、開幕直前の負傷。「もちろん悔しい気持ちが一番。チームに迷惑をかけてしまった」と、話した。「全然、手術とかするレベルではないので」と保存療法で早期復帰を目指す。
18日のオープン戦ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)の8回の守りで二塁けん制時にベースカバーに入る際、滑り込むような形で入り痛めた。「井上(一樹)監督(53)からは『無理せず無理して帰ってこい。焦らず早く』とメッセージをいただきました。その通り焦ってはいけないけど、焦らないといけない気持ちもある。焦って再発が一番よくないですけど、少しでも早くいい状態で戻れるように」と、前を向いた。