
<ブンデスリーガ:Bミュンヘン3-2ザンクトパウリ>◇29日◇第27節◇アリアンツ・アレーナ
バイエルン・ミュンヘンのDF伊藤洋輝(25)が、ホームのザンクトパウリ戦で2-1の後半13分から出場したが、3-1となった同42分過ぎに右足を痛めてピッチに座り込み、プレー続行不可能となった。
チームは既に5人の交代枠を使っており、1人少ない状況で残り時間を戦った。伊藤は歩いてピッチの外に出たが、10人のチームは後半追加タイムに失点。1点差に迫られたが、そのまま3-2で勝ちきった。
コンパニー監督は「彼(伊藤)は問題を抱えていた同じ足に痛みを感じたので、我々にとってはよくない。現時点ではどの程度の症状なのかはわからない。検査を受けてからの判断になる」と説明した。
伊藤は昨年6月にシュツットガルトから加入。シーズン開幕前の7月に右足中足骨を骨折し、11月にも再手術を受けた。長いリハビリを経て、今年2月の欧州チャンピオンズリーグ(CL)セルティック戦で新天地デビューを果たし、日本代表にも復帰。今月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選でもバーレーン戦(20日)、サウジアラビア戦(25日)と2試合連続でフル出場した。
Bミュンヘンは前半17分にFWケーンが先制し、1-1とされた後半8分にFWサネが勝ち越し。同26分にもサネが加点した。残り7試合で勝ち点を65に伸ばし、2位レーバークーゼンとの差を6に広げた。