
<スペイン国王杯:Rマドリード4-4Rソシエダード>◇1日(日本時間2日)◇準決勝第2戦◇サンティアゴ・ベルナベウ
日本代表MF久保建英(23)が所属するレアル・ソシエダードは、レアル・マドリードと4-4と引き分け、2試合合計スコア4-5で国王杯準決勝敗退した。久保は定位置の右サイドで先発し、延長前半終了まで出場した。
両チームが壮絶な打ち合いを演じた。第1戦に0-1で敗れたRソシエダードは前半16分にFWバレネチアが先制点を奪い、2試合合計で追いつくも、同30分に相手FWエンドリッキにループを決められた。
後半は一進一退の攻防が続いたが、後半27分にスコアが動く。右サイド深くで久保が仕掛けたこぼれ球をDFアランブルが拾い、クロスを上げるとオウンゴールを誘発した。同35分には再び久保が右サイド深くまで進入し、絶妙な切り返しからマイナス方向にクロス。パスを受けたエースFWオヤルサバルがゴールネットを揺らし、リードを広げる。
ここからRマドリードが反撃に出る。同37分にベリンガムが2点目を決めると、同41分には右CKからチュアメニが頭でたたき込んで再び追いつき、2試合合計スコアで1歩前に出た。
しかしアウェーチームが粘りを見せる。後半追加タイムに久保が裏に抜け出してファウルを誘うと、そのFKにオヤルサバルが頭で合わせて4点目。2試合合計スコアで追いついて延長戦に突入した。
延長戦は両チームとも疲労が色濃く、オープンな展開となった。延長前半は得点が生まれなかったが、延長後半にこの日8つ目のゴールが生まれる。セットプレーからRマドリードDFリュディガーがヘディングで押し込み同点に。2試合合計スコアで再び1歩リードした。そのまま試合は終了。「白い巨人」が驚異的な勝負強さを発揮し、ファイナルに進んだ。
前半は思うようにボールを呼び込めなかった久保は、試合が進むにつれて存在感を増した。2点目につながる果敢なドリブル、3点目のお膳立て、4点目のFK獲得と3得点に絡む活躍をみせた。延長前半終了までプレーし、まばゆい輝きを放った。あと1歩のところで決勝進出を果たせなかったが、その活躍で好ゲームの立役者となった。