
スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)がバリャドリード戦でベンチスタートになるとスペイン紙マルカが試合前日に報じた。
Rソシエダードは29日にホームで行われるスペインリーグ第29節バリャドリード戦に向け、23人を招集した。負傷していたスチッチが復帰した一方、ブライス・メンデス、アゲルド、パチェコ、ザハリャン、ベッカーがけが、バレネチェアが出場停止で招集外になった。オスカルソンとオヤルサバルはメンバー入りしたものの、前者は胃腸炎を患い、後者は内転筋に問題を抱えていたため、万全の状態でプレーできるかどうかは微妙な状況にある。
マルカ紙は、アルグアシル監督がこの3日後に控えた国王杯準決勝第2戦レアル・マドリード戦を考慮し、久保などの主力選手を温存する可能性があると予想。システムは4-3-3で、スタメンはGK=レミーロ、DF=トラオレ、エルストンド、スベルディア、ハビ・ロペス、MF=オラサガスティ、スビメンディ、パブロ・マリン、FW=マリエスクレナ、オスカルソン、セルヒオ・ゴメスとなっている。
Rソシエダードは公式戦6試合、リーグ戦3試合連続で勝利なく、スペインリーグ成績は28試合10勝5分け13敗の勝ち点35で12位と絶不調。対するバリャドリードはリーグ戦2連敗中。28試合4勝4分け20敗の勝ち点16で最下位に沈み、2部降格が間近に迫っている。(高橋智行通信員)